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Oracle TimesTen In-Memory Database APIおよびSQLリファレンス・ガイド
リリース6.0
B25770-01
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限定条件

限定条件は、指定した値のリストと式を比較します。式と値リストが、比較演算子および定量子に指定したとおりの関係である場合、TRUEと評価されます。

SQL構文

Expression {= | <> | > | >= | < | <= }

                  {ALL | ANY | SOME} (ValueList)
パラメータ
Expression
取得する値を指定します。式の構文については、「式の指定」を参照してください。
=
等しい
<>
異なる
>
大きい
>=
以上
<
小さい
<=
以下
ALL、ANY、SOME
条件がTRUEを返すには、ValueListの値と比較演算子に指定した式との関係がどの程度必要であるかをを示します。
  • ALL: ValueListのすべての値が、式と比較演算子に指定した関係である場合、条件はTRUEを返します。
  • ANY: ValueListの1つ以上の値が、式と比較演算子に指定した関係である場合、条件はTRUEを返します。
  • SOME: ANYのシノニムです。
ValueList

式の値と比較する値のリストを定義します。ValueListの構文は、次のとおりです。
{ Constant |
  { ? | :DynamicParameter}}[,...]

  {Subquery}

  • Constant: 特定の値です。詳細は、「定数」を参照してください。
  • ?, :DynamicParameter: 準備されたSQL文の動的パラメータです。パラメータの値は、文の実行時に設定されます。
  • Subquery: 副問合せの構文については、「副問合せ」を参照してください。
説明
例12.17

項目100、200または300の発注が含まれている項目番号をすべて選択します。

SELECT DISTINCT OrderItems.ItemNumber  
FROM OrderItems 
WHERE OrderItems.Quantity = ANY (100, 200, 300)